★カカドゥ国立公園

オーストラリアのイメージは、ブルーの海・赤い大地・緑のジャングルなどです。
私の行った範囲で、それらを紹介します。

アボリジニ
私達は、ダーウィンというオーストラリア北の玄関口の街で、海に住むアボリジニの
ティウィ族の村を訪れ、その後、4WDの車をレンタルして、ノーザンテリトリーと
よばれる地域を旅しました。

◆ カカドゥ ナショナルパーク(国立公園)
  世界遺産にも指定されているカカドゥ
国立公園は、大自然そのもの。
 季節は、いつも熱帯か亜熱帯なので、
暖かいですが、夏(12月〜3月)は、雨季に
あたり雨や嵐があるので、
4WDの車でも(ガタガタ道も通れる車)、
自由に走ることが出来ません。
行くのなら、7月〜9月ですね。
赤茶色のでこぼこ道を何百kmも走ると
野生動物にたくさん会えます。


カカドゥの中を流れている川に、架けられている橋
のそばには、殆どといっていいほど立てられている
標識があります。
←それがこれ!
「ワニ注意!」の標識です。
オーストラリアに生息するワニは、殆どが
「クロコダイル」という種類です。

←クロコダイルが大人しく口を開けていました。
 口の中には、小さな鳥。
 危ない!!!
 いいえ、大丈夫です。この鳥は、クロコダイルの
 口の中をお掃除してくれるので、襲うことはありま
 せん。



←グース



←ゴアナと呼ばれる大トカゲ(全長1.5m)


野生のらくだ
Q.なぜ、オーストラリアにラクダがいるか?
A.昔、オーストラリアの真中の方の砂漠を探検するのに
 車が無かった頃、乗り物として、ヨーロッパからラクダを
 連れてきた人たちが、帰る時には、オーストラリアに
 放して帰ってしまったため、野生のラクダになって
増えていったのだそうです。

大型のロバも、ラクダと同じような理由で
野生化しているそうです。





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◎巨大アリ塚
このタワーは、誰が作ったのでしょう?
それは、米粒ほどの大きさのアリ達が、何万と集まって
建てたのです。
つまり、アリさんのマンションなのです。アリ塚は、
道の両脇に何十キロメートルにもわたって、点点と
建てられています。
大きさは、近くを歩く人間と比べてください。
アリの出す粘液と土などを混ぜて、
作られるそうですが
コンクリートのようにかたく出来ています。

アリ塚は、その場所によって、形も色も違って
いました。
そこに存在する土を使いますから、基本的には、
その周囲の土の色と似たタワーができるという
ことです。

もっと小さくて赤いものもありました。



野生のワラビーにも会えました。
ワラビーは、カンガルーの仲間で、
一番体の小さな種類です。



アボリジニ村で、親が死んでしまった
ワラビーの赤ちゃんを育てている人に
会い、抱かせてもらいました。

双子です。



ずい分昔ですが、日本のコマーシャルで
エリマキトカゲがえりを立てて、2本足で
逃げる映像を使ったものが大流行しました。

えりは立てていませんでしたが、道脇の
砂の中に体をうずめて、こちらを見ている
エリマキトカゲに遭遇。写真を撮りに行ったら、
逃げ足が速く、足跡だけが残っていました。
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◎デビルズ・マーブルス
オーストラリアの赤い大地にゴロゴロと転が
っている不思議な巨石群。
自然が作り出したにしては、あまりにも美しい
形です。
どれも転がりそうで転がらず、びくともしません。


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◎エアーズロック
現地語で「Ururu(ウルル)」とよばれる
エアーズロックは、世界でも有名な所です。
これは、山ではなく世界一大きな1個の岩
なのです。
この岩は、アボリジニの人たちが神の山として
大切にしてきた聖地です。今も多くの壁画が
残されています。
夏は、気温が40度以上になるので、登山
禁止になりますが、冬なら登ることが出来ます。
なぜか、登る時がものすごくこわくて、高所恐怖症(こうしょきょうふしょう)の
人でなくても、足が震えてくるくらいです。
砂漠の中に、ぼっつんとあるので、
風が非常に強く吹き、年間に何人かは、
風に飛ばされたりして、落ちる人がいる
そうです。
不思議と帰りは、下が見えていても
全然こわくないのです。



エアーズロックは、年に2,3回だけ、真っ赤に
燃えるような色を見せることがあるそうです。
一日のうちでも、日の出の色や昼間の色・
夕闇がせまる頃の色など、何色にも変化し、
人々をとりこにしています。


◎マウント・オルガ
マウントオルガは、あまり知られていませんが、
エアーズロックのお隣にある岩です。
お隣と言っても、40kmくらいは離れています。
何も無い砂漠なので、それでもすぐ隣のように
見えます。
ここは、宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」の
舞台になった所です。
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